ユバール編終了です。
キーファ離脱は散々ネタになってますが、これほど前向きな決断なら笑顔でお別れできそうですね。(*種を使っていた場合を除く)
(*ネタバレを含んでおりますのでご注意下さい)
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ユバールの民は、かつて封印された神を復活させようとしていた。
大地の精霊の血を引くライラが、その踊り手として選ばれる。
キーファはライラがいたく気に入り、暇さえあればライラのところへ通った。
そして神の祭壇へ向かう際も、キーファはライラと共に別行動を取るようになる。
湖の底から祭壇が現れると、ジャンは族長の声を無視して儀式を強行した。足を挫いていたライラもそれに答える。
儀式は失敗に終わった。ジャンは速やかに儀式を済ませ、ライラと結ばれることを願っていた。しかし、儀式の失敗を受けて、ジャンはその理由を語り始めた。自分の体に痣があったことを。自らの過ちを認めたジャンは、独りその場を後にした。
休息地に戻った夜更け、キーファは語り始めた。自分のこれからのことを。
翌朝、キーファはユバールの守り手になることを決意。即ち異世界で生を全うすることを選んだのだ。
現代に戻ると、グランエスタード王と妹のリーサにその顛末を伝えた。
新たに出現した島には古ぼけた墓があり、そこにはかすれた文字でこう記されていた。
"神の踊り手 そして守り手の一族 ここに眠る"
神が復活したのかどうかは、知る由もない――
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キーファが離脱することは覚えていましたが、あらためてプレイしてみると想像以上に納得できる話だったので驚きました。
"ある女性に恋をした"ことをきっかけに、"自分が何を成すべきか"を見出したキーファ。人生の転機や決断を素直に表現した良シナリオでしたね。そのかわり、自己主張をしない主人公がとても曖昧な存在に見えてしまったのがちょっと残念。
ついでに言わせていただくと、主人公の明確な目標がないのも気になります。父親が航海中に行方不明となり、その手がかりとなる石板を使って異世界を旅する、みたいな感じの方が分かりやすくてよかったかな。
・印象に残ったセリフ
「オレの親父に会ったら伝えておいてくれないか。
あんたの息子はやっと自分の進む道をみつけたって」
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