※日記の性質上ネタバレがありますので、ご注意下さい。
◇ニズゼルファ戦
ケトスで黒い太陽に突撃するとフィールドを破壊して内部へ侵入する。邪神ニズゼルファとの対峙。ついに戦いの火蓋が切って落とされる。
ニズゼルファは本体、みぎうで、ひだりうでの3体に分かれており、それぞれが強力な攻撃をしかけてくる。とにかく硬い。こちらのダメージは2桁で抑えられるのに対し、相手の攻撃は平均200を超える。何とか攻撃を凌ぎながら戦っていたらひだりうでを倒す。が、すぐに再生されてしまった。どうやら本体を集中攻撃した方がよさそうだ。
全体物理攻撃にニズゼフレア、けがれたきりによる状態異常攻撃。すべての行動が強烈でまともに動けないことの方が多い。それでも小まめに回復しながら攻撃を続けているとニズゼルファのマスクが弾け跳ぶ!!
それが地獄の始まりの合図だった。MPが切れ始めると攻撃もままならず、ある程度ダメージを与えてもめいそうによる回復の繰り返し。1時間近く戦った末にたまらず電源をオフにした。このままでは千年戦争になるだけだ。私は聖闘士じゃないので先に寿命が尽きてしまうわ!ヽ(`Д´)ノ
しかし、これだけ戦えば攻略法は見えてくる。勇者はつるぎのまいとベホマズン。マルティナはばくれつきゃく。ロウはルカニと回復。セーニャは回復と連携要員。連携は全体状態異常回復の勇者とセーニャのゴスペルソングが有効である。状態異常回避のために女神の指輪を全員に装備させて準備は整った。
これで行けると思って戦い続けたのだが、マスクが割れてから数時間経過しても倒せる気配がない。
何かがおかしい。
気になるのは毎ターンのように表示される「ニズゼルファは闇のころもをまとっている!」の一文。おそらくゾーマへの光の玉みたいなアイテムが必要なのだろう。というわけで一旦離脱ε= \_○ノ
私が気になっていたのはラーのしずくというやたの鏡を覚醒させるアイテム。ホムラの里のイベント後に入手したもので、まだ使っていない。これでニズゼルファの正体を暴けるかもと調べてみたが、ラーの鏡の所在が分からず断念。
他にそれらしいアイテムはないかと何気なく勇者のつるぎにカーソルを持っていったときだった。
「戦闘中に使うと闇の衣を打ち払う起死回生の聖剣」
Σ(゚口゚
これかあああぁぁぁァァッ!!!!!!!!
実はずーーーーーーっと装備したまま使わずに数時間も倒せない敵を殴っていたんですね。私に足りなかったのは勇気ではなく知恵だったみたい(´・ω・`)
さっそく勇者の剣を使ってみると……おおおお、こ、この演出は!!?
そしてニズゼルファの台詞!!
さらにBGMは勇者の挑戦!!!
一気にスーパーハイテンションを発動させた私にとってニズゼルファはすでに脅威ではなくなっていた。与ダメージが通常に戻り、被ダメージも若干下がった。勇者の覇王斬とマルティナのピンクサイクロンで削るとあっけなくマスクが剥がれる。すかさずべロニカにスイッチして魔力覚醒からマダンテで大ダメージを奪い、すかさずベストメンバーに戻して勇者のつるぎのまい、マルティナのばくれつきゃくでさらに削り、最後は勇者の一撃で止めを刺した。
邪神ニズゼルファをたおした!
◇そして勇者は伝説へ……
ついに悪の根源を倒し、世界に平和が戻った。
心地良い脱力感に包まれていると、過去シリーズのダイジェストが流れてきた。
これまでの冒険を走馬灯のように思い出していると、私が一番好きな5の順番になる。ゲマがゴールドオーブを砕くシーン。たしかにインパクトがあった。つづいて花嫁を選ぶシーン。これは間違いないと安心しきった次の瞬間、主人公は迷わずルドマンを選ぶ。
エンディングでまさかこのネタを使うとは^^;
5でそれを選ぶのなら、7はキーファに種を使う場面にすればよかったのにね。
各シリーズの名曲たちがメドレーで流れていくのを聴いているだけで心に込み上げてくるものがある。ああ、本当に終わったんだなぁ……。
勇者とベロニカ、セーニャはセニカ様の下を訪れる。勇者の紋章を与えるとセニカは果たせなかった念願を成就させた。
そして、あのラストシーン。
あえて言及はしない。語らずとも思いは同じはずだ。
◇まとめ
ロトシリーズというパワーワードに期待は膨らんだが、その分ハードルは高くなった。いざ蓋を開けてみれば想像を上回る面白さ。いい意味で裏切られた。久しぶりにゲームで感動し、あらためてゲームの素晴らしさを教えてもらった。
ドット絵のドラクエ最新作を当時の記憶をたどりながら夢中になって遊んだ。クリア後に振り返ってようやく気付く。そのときの私は、まさしく過ぎ去りし時を求めながらプレイしていたのだと。
終
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