前回、ドラクエ7を買ったことを書きましたが、どうして3DS版のドラクエ7を買うに至ったかの顛末をたどっていこうと思います。
・思い出がない
「ドラクエ7の思い出はありますか?」
尋ねられたらきっと答えに困る。何故ならゲームの内容をほとんど覚えていないから。
微かに残る記憶のかけらをたどってみても、石版の収集と、ただひたすら長かった印象だけ。
100時間以上かけてクリアもしたのに、泡沫の夢のようなタイトルだと思う。
・水面下での盛り上がり
CMやニュースサイト、ツイッター等で盛り上がりを見せてはいたが、どうも買う気にはならなかった。こればかりはそう思ったとしか言えない。少なくとも発売日まではそうだった。
・決め手は…
発売日の翌日、仕事終わりに家電量販店のゲーム売り場へ立ち寄った。そこで目にしたのは、3台のモニタに映し出されるドラクエ7のプロモーション映像。そして大音量の序曲。次々と客が立ち止まり、積んであったドラクエ7を持ってレジへ。その様子をしばらく眺めていた私も、気がつくとレジに並んでいた。手にしたドラクエ7を何度も確認しながら。
決め手は序曲でした。やっぱり私はドラクエが好きなんです。ドラクエの新作が発売されたら買う。当時だったらあたりまえの行為なのに、いつの間にか遠い昔のことのように思っていました。それを今、再び体験することができた。それだけで大満足です。
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時間の都合上、あまりプレイは出来ていませんが、やっとすれちがいができるところまで進めました。
あらためて7をプレイして分かったことは、とにかく切ない話ばかり。まだ序盤ですが、これほど重いドラクエは他にないかもしれません。
ひとつひとつのイベントはたしかによく出来ています。でも、次のイベントが始まると前のイベントが頭の中で上書きされてしまうのです。後に思い出がなかったのは、きっとそういう理由なのでしょう。
その分新しい発見も多く、とても新鮮な気持ちでプレイしています。
オンラインもいいけど、ドラクエはやはりオフの方が、らしくていい。
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