フォロッド編が終わりました。
7の中で屈指の内容だったのではないでしょうか。ずっと記憶に残り続けるような、そんな話でした。(前にやった時のことをすっかり忘れているのは御愛嬌)
(*ネタバレを含んでおりますのでご注意下さい)
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フォーリッシュの町は、からくり兵という機械と日夜戦っていた。
フォロッド城にてよう兵となり、からくり兵の殲滅に協力する。
しかし、からくり兵の脅威に対し、なす術がない。
そこでからくり技師のゼボットに協力を依頼。
ゼボットは自らが造ったからくりにエリーと名付けていた。
改造したからくり兵もまた、エリーと名付けた。
過去の想い人を忘れられず、彼女を自分の手で造り出そうとした。
二度と同じ悲しみを繰り返させぬよう、永遠の命を持ったエリーを。
からくり兵の拠点を制圧した時、ゼボットはしばらく留まり続けた。
永久機関の秘密を解き明かすために。
現代に戻ると、からくり研究所は禁断の地になっていた。
そこにはゼボットのためにスープを作るエリーの姿があった。
魔王を倒すその日まで、エリーとの日常は続くのだろう。
ゼボットの望んだ、永遠の日常が……。
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現代に戻ってからの展開が素晴らしかった。
私は後日談が好きなので、この手の終わり方はたまりません。
謎がひとつ。最後にゼボットを追いかけた姫の件が判然としない。
アルマンはトラッドの子孫と考えるのが妥当だし、他に子孫がいるのだろうか。
もしや、この後の展開への伏線?
そんな期待に胸を膨らませながら、次の石板へ旅立つことにしよう。
心に響いたセリフ:
「へんじがない。ただのしかばねのようだ」
あ、間違えました。
「ア・・・アリガトウ・・・エリー、ウレシイ・・」
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