2017年7月29日。ドラクエの最新作である『ドラゴンクエスト11』が、ついに発売された。幾度の延期により30周年期間内に間に合わなかったのは残念だが、それも過去の話。さあ、新たな冒険の旅のはじまりはじまり~(´ρ`)
●お出迎え 予約はネットではなく店舗にしたため、開店時間に合わせて家を出る。普段利用する電車なのに、目的地へ着くまでの時間がいつもより早く感じられる。高まる期待と支払う金額を考えれば、15分など瞬きひとつで過ぎ去ってしまうのだ。お金のプレッシャーは異常(゚ー゚;A
某家電量販店に到着すると開店時間3分前。すでにレジカウンターから十数人の列ができていた。私もそれに続く。勇者たちの行進はゆっくりと、まるで今までのドラクエを振り返れと言わんばかりにゆっくりと進む。そして、私の順番がやってきた。予約券と引き換えに現れたのは『ドラゴンクエスト はぐれメタルエディション』。この日が来るのを何度夢見たことか……。手渡されたドラクエ最新作は、思った以上に小さくて、軽くて、すごく嬉しかった。
●はぐれメタルは逃げられない? いそいでお家に帰り、開封の儀を執り行う。中には2DSLL本体とドラクエ11のパッケージ版。私がはぐれメタルエディションを選んだ最大の理由はソフトがパッケージ版だったこと。ダウンロード版はね、やっぱり違うんですよ。ドラクエはまずパッケージを見てニヤニヤするところから始めないとね(*´ェ`*)
今回の目玉である2DSLLに手を伸ばす。眼前に現れたのはメタリックな笑顔のニクいやつ。ふっ、君はもう逃げられないのだよ。私が大枚はたいて買ったんだからねぇッ!!(ゲス顔)
さっそくプレイ――と思った直後に天を仰ぐ。新機体になるということは、SDカードやら保護フィルムを用意しなければならない。その準備を怠っていたのだ。仕方なく新機体を箱へと戻す。そんな当たり前のことさえ気付けなかった自分が情けない。
かいしんのいちげきがミスしたような虚脱感である。
はぐれメタルはにげだした●そして勇者は目を覚ます 気を取り直して現行機にカートリッジをON!! そして電源をON!! 流れるOPは先行で見たはずなのに、またあの興奮が甦る。序曲は魔法だ。プレイヤーの心を魅了する何かがある。ドラクエに相手を魅了する魔法がないので例えられないのは残念だが、そのかわりがタイトルテーマである序曲なのかもしれない。
悪魔の子と呼ばれた勇者。それが何を意味しているのか。初代から変わらぬ伝説のクリエイター達が送り出す30年の集大成。私も童心に返り、全力で勇者を演じるとしよう。
その勇者の名は――もょもと(仮)
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