一口にアニメといってもその年代毎に流行がある。80~90年代で現代的なデザインが固まって以降は劇的に変化していないように思う。ある程度ジャンルが絞られていったのもひとつの要因かもしれない。最近は特に顕著で、萌えや美少女を前面に押し出したものが大半を占めている。例えるなら和食店がカツ丼ばかり売れるのでカツ丼専門店になったという感じ。たしかに可愛いキャラのサービスシーンを散りばめれば、それだけで誤魔化すことも可能だろう。しかし、それがマジョリティーになってはダメな気がする。いろんな意味で。
最近のアニメの特徴はネタにしやすいところ。それは掲示板やTwitterというコミュニティーツールが発達した現代に適応したともいえる。もしもインターネットが無ければ、また違った未知のジャンルが登場したかもしれない。まぁ、美少女アニメはそういうの関係なく増殖するだろうけど。
時代の流れは早い。気がつけば10年前がついに20世紀最後の年になってしまった。そこで2000年に放送されたアニメで観た作品を抜粋して終わりとします。
・アルジェントソーマ
・機巧奇傳ヒヲウ戦記
・GEAR戦士電童
・だぁ!だぁ!だぁ!
なんとも寂しいラインナップなので、1999年から年を跨いだものも含めてみる。
・コレクター・ユイ
・ゾイド -ZOIDS-
・∀ガンダム
・地球防衛企業ダイ・ガード
・無限のリヴァイアス
倍以上になりました。単にロボットものが多いだけというオチ。もうちょっと他のジャンルも見とけばよかったかなぁ、と無意味な後悔をしてしまった。
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