劇場版『マクロスF』の公開日を知らないことに気付く。たしかエヴァ破の時のCMでも具体的な日付は出ていなかった。調べてみると先週の3連休初日らしい。どれくらいの人が足を運ぶのだろうか。実際の人気がどの程度なのか気になります。
TVシリーズではトップアイドルのシェリルとアイドルを夢見るランカの対比がうまく描かれている。オチは今一つだったが、二人の魅力は十分に伝わってきた。特に歌のクオリティーは高く、『星間飛行』や『ライオン』、『アイモ』など名曲揃い。さすがは菅野よう子、伊達じゃない。欲を言えばもう少しアルトに活躍の場を与えるべきだった。個性的な設定であるが故にあの扱いは哀れすぎる。
劇場版のタイトルである『イツワリノウタヒメ』にはどんな意味が込められているのだろう。どちらかが偽者? それともクローンの登場? 色々と想いを巡らせたが、どれも違う気がする。ストーリーの再構築という触れ込みだが、恐らく構成が変わる程度だろう。新キャラの追加もなさそうなので、見せ場はやはり新作の歌とライブ映像ということになる。たしかに巨大スクリーンに踊るシェリルは是非見てみたい。もちろんランカもね。
時の流れとは残酷なもので、TVシリーズで受けた熱も今ではすっかり冷めてしまった。マクロスはエンターテイメント性に優れている分、話の内容にあまり起伏が無い。そのため熱しやすく冷めやすいのである。もっと引き込まれるような話であれば、こんなに悩むことも無かったんだが。やはり主人公が空気すぎるのが原因かな。
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