スイッチを入れるとお馴染みの序曲が私の心をぐっと掴む。新たなドラゴンクエストの幕がついに上がった。
今回はオンラインゲームのように主人公の顔や髪型などを自由にカスタマイズが可能。色々設定を変えてみた結果、デフォルトかミスターポポのどちらかで迷う。最終的にデフォルトで行くことにした。やっぱりポポじゃ愛着がわかないし、何より感情移入できる自信が無かった。
スタートすると、いきなり守護天使としてウォルロ村を守護することになった。拒否権はない。まず、イザヤールと名乗る(外見的に)神々しい師匠と共に村人から脅威を排除した。どうやら今度のドラクエは主人公が天使らしい。なかなか斬新な設定だ。
天使界へ戻ると、そこにいるのは皆天使。とはいっても人間と同じで、賢そうなやつもいれば頭が悪そうなやつもいる。実際に天使がいたとしても、おそらくそんなところだろう。
当面の目的は人間に感謝されることで得られる星のオーブを集め、世界樹に捧げること。さっそくウォルロ村へ降り、星のオーブ集めに奔走する。
その作業中、衝撃的な出来事が起こった。うまのふんが進化を遂げていたのだ。進化の秘宝でも手に入れたのか、まるで黄金のように光輝く。まぁ、それも見た目だけでうまのふんは所詮うまのふんなのだが。
村の教会でセーブしようとしたら、村人は天使の自分を当然気づいてくれない。まさか冒険の書を自分で書き込むことになるとは思わなかった。つまり冒険の書を持ち歩けばいつでもセーブできるのだが、それが不可能であることも分かっているのでとても無駄な能力に思えた。
星のオーブを世界樹に捧げると、女神の果実がなった。天の箱舟なるものが現れたが、次の瞬間にはバラバラになって地上へ落ちていった。主人公も地上に飛ばされてしまう。気がつくとウォルロ村にて介抱されていた。光輪も翼もなくなり、人間とも普通に話せるようになっていたが、その時感じた一番の疑問はなぜ旅芸人なのかということだった……。
*余談だが、イザヤールの声は故・鈴置洋孝氏の声で脳内再生された。鈴置氏といえばブライト・ノア、ドラゴン紫龍、天津(ryといった役を演じた名優である。どうして彼だったのかは天使、いや神のみぞ知る。
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