ドラクエで学園生活というのは新鮮だ。実際はほとんど変わってないが、ドラクエにおける学校の存在が実に新鮮。しかし、学園生活と呼べるようなイベントは皆無で、実に淡々としたまま卒業と相成った。学園長から6つ目の女神の果実を手に入れる。雪に包まれし学園の記憶は、すぐに新雪のごとく真っ白になるだろう。
ここらでスキルアップを図るべく転職をしてみる。主人公をレンジャー、オデッサを旅芸人、ヴァレスを武闘家とする。LV上げはいつものサンマロウの洞窟にてメタルブラザーズ狩り。今作はメタル系が倒しやすいので非常に重宝している。ただ、ここで戦っているうちにメーダロードがちょっと嫌いになった。サーチしてくるし、ドルクマの暴走が非常に鬱陶しい。
ストーリーを再開し、カルバドの大草原にて7つ目の女神の果実を入手。天使界へ戻ろうとした時、ご無沙汰のイザヤール師匠と遭遇する。どうやら天使界の上下関係は中学・高校の運動部よりも厳しいらしく、何も出来ずにやられてしまう。女神の果実はすべて奪われ、天の箱舟から放り出されてしまった。
気がつくとそこはナザム村だった。時折現れる女性の幽霊、ラテーナによって封印されていた魔獣の洞窟が口を開く。
道中でヴァレスがバイキルトを覚えた。対ボス用決戦魔法を手に入れた喜びに浸っていると、ついにあのモンスターが姿を現した。"好きなモンスターランキング第2位"でお馴染みのはぐれメタルである。しかし、初遭遇の時は何も出来ずに逃げられてしまった。さすがにはぐれメタルはいつも通りの逃げっぷりを見せつけてくれる。その逃走本能にホッとする部分もあった。逃げないはぐれメタルなんぞ倒しても嬉しくない。わずかなチャンスにかける真剣勝負こそがメタル系モンスターを倒す醍醐味なのだから。しばらく粘った結果なんとか2匹倒すことに成功。出現率は高くないけど、一人1万以上の経験値はやはり大きな魅力だ。
せっかくはぐれメタルが出てきたので、少しLV上げをすることにした。すると途端にはぐれメタルを大量虐殺。一気にLVが上がり、30台中盤だったオデッサはついにLV40到達。勝因は彼女の一閃突きが冴え渡ったという一言に尽きる。
はぐれメタルの洞窟(仮称)での目的を済ませると、光の道を通って竜の名を冠する地方へ。道中でサイクロプスに初遭遇。トロルとサイクロプスが同時に出てくるとは思ってなかったのでかなり驚いた。好きなモンスターなので、どちらかといえば嬉しい誤算だ。
ドミールの里へ到着。空の英雄との戦闘を経て、ガデスの牢獄へ落ちる。囚われの身となり、強制的に奴隷生活が始まる。誰もがドラクエ5を思い出すであろう展開に少し違和感を覚えた。同シリーズでさすがにこの被りはいただけない。しかも、どういうわけか装備やアイテムはそのままである。このイベントに関してはやけにクオリティーが低いのではないか。"頼りになる逆三角形"アギロの手引きにより、ゴレオン将軍を撃破する。宝箱からさいごのカギを手に入れ、地下にいる天使を助け出すことに成功した。
テンチョーことアギロと共に天使界へ戻ると、ついに神の国へ。神の国といえばGOLAN(*世紀末救世主伝説のあれ)のイメージしかなく、少々不安な面持ちでその到着を待った。そこは予想に反して神々しい場所だったので安堵した。しかし神の姿はなく、誰もいない。神の神殿内で女神の果実を捧げるとどこからか声がする。その声の主は世界樹で、その正体は女神セレシアだった。人間を救うために自ら世界樹へその身を変えたらしい。はて、どこかで聞いたような……まぁ、合併したから問題ないか。
残るは復活したというガナン帝国城のみ。急展開でいまいちピンと来ないが、どうやら最終ダンジョンになりそうである。私も今までとは気合と緊張感を持って最後の戦いの場へ赴く――。
現在のパーティー レン:Lv34、バト:Lv25、僧:Lv40、魔:Lv40
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