ガナン帝国城へ乗り込む前に、いろいろと寄り道をしてみた。
カラコタ橋で秘密の店を発見。あぶないみずぎを売っていたが、見た目はあまりあぶないように思えない。高くて買えなかったが、装備すると透けたりするのだろうか。
クエスト20にてバタフライマスク作成。ドラクエにも「蝶・サイコー!!」なアイテムがついに登場したようだ。しかし、クエストの意味を違えていた(バタフライマスクを作ればいいと思っていた)私はここで頓挫することに。これを錬金するアイテムってことはパピヨン的な何かになるのだろうか。
クエスト18にてスライムタワー装備をする。これが想像以上に心躍る代物で、最終バトルはこれで挑もうかと思った程。残念ながら性能面の問題により却下とした。
気の済んだところでガナン帝国城へ。敵も強くなっているが、シンボルエンカウントもあってピンチに立たされることは少ない。残る将軍も蹴散らし、暗黒皇帝ガナサダイとの決戦。そこでイザヤール師匠がやっぱりいい人だったことが判明。勝利の後、師匠は主人公の身代わりとなって散るのであった。南無阿弥陀仏。もとい、アーメン。
地下へ行くと幽霊の神父のセーブポイントが。どうやらこれで終わりではなさそうだ。最下層にてイザヤール師匠の師匠であるエルギオスが囚われていた。さっそく鎖を解いて自由にすると、その鬱患者のような天使がいきなり牙を剥く。天使の理によって何もできない主人公はまたしてもあっさりやられてしまう。エルギオスは神の国を支配し、人間を滅ぼすことを宣言。主人公は天使の理を断ち切りため、女神の果実を食べて人間になるのだった。
本当の最後の戦いに備え、賢者スキルをMAXにするなど徹底した強化を図った。アイテムや装備も一通り確認すると、天の箱舟に乗り込む。こうしてラストバトルの火蓋は静かに幕を開けるのだった。
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その日の夜、私は初めて『すれ違い通信』なるものを実行するに至った。ただ、発売から1年以上も経ち、ジョーカー2やポケモンといった強敵がいる中で果たしてドラクエ9のすれ違い設定をしている人がどれくらいいるのだろうか。
繁華街は賑わっていた。知人と飲みに行く途中ですれ違えればいい。そんな淡い期待に胸を躍らせていた。しばらくぶらついた後、ある店へ入る。腰を下ろした後、おもむろに取り出したDSを開く。来店:1人。き、きたぁ!!? 私は喜びに打ち震えていた。結局その日は1人だけだったが、私にとって忘れられない存在となった。ステータスを見るとほぼカンストしており、Lv97の地図を頂いた。果たしてこの地図を開くのは、一体いつになるんだろうなぁ……。
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