今月30日にバンダイから「∞にできるシリーズ」の最新作「∞チョコレート」が発売される。これは板チョコをパキッと割る感触を無限に楽しむことができるもので、パッケージは明治製菓のチョコレートから、おなじみの3タイプが選べる。これでカロリーを気にすることなくパキパキできるが、最終的に我慢できず実物をパキパキする人は多くなりそうだ。
今回の「∞チョコレート」はシリーズの第6弾にあたる。「∞プチプチ」に始まり、「∞エダマメ」「∞ペリペリ」「∞缶ビール」「∞ところてん」とラインナップは個性に富む。改めて見ると、行為自体を指しているのは「∞プチプチ」と「∞ペリペリ」ぐらいで、後は飲食に付随した動きになっている。
特に「ところてん」は異彩を放っており、この玩具で初体験をした方も意外と多いのかもしれない。それにしてもところてんって、すごい着眼点。
選考の記事にて「∞チョコレート」と競った3つの候補を挙げている。ドンペリの栓を抜く「∞セレブ」。布団のふちを再現した「∞布団のふち」。そして桃から桃太郎が飛び出す「∞桃太郎」。
目を引くのは間違いなく「∞桃太郎」である。無限に桃太郎が生まれる姿はまさにシュール。なぜこれが優秀賞に選ばれたのかは謎だが、「∞チョコレート」が成功した暁には是非とも「∞桃太郎」を見たいものだ。
「∞にできるシリーズ」は心地良い動作を延々と繰り返すための玩具である。一般的に広く受け入れられるものもいいが、少しターゲットを絞ってみるのはどうだろう。例えば私はゲーム好きなので、その観点から考えてみる。
『スーパーマリオブラザーズ』の無限増殖をするだけの名付けて「∞無限増殖」。階段ブロックの上からノコノコが下りて来るので、それをタイミングよく踏みつけるだけ。うまくいけば延々と1UPして気分も上昇する仕組みだ。
問題は完全なるライバル企業のタイトルであること。バンダイナムコで考えた結果、これしか思いつかなかった。超能力が身に付くかも? その名は「∞マインドシーカー」。今なら知らない人も多いし、勢いで売れるよ。レベルアップ時のお言葉は入れちゃダメよ。
参考URL:
ユーザーのアイデアから生まれた「∞チョコレート」、ホントに発売[ITmedia]最優秀賞は「∞チョコレート」、バンダイの∞アイデアコンテスト[ITmedia]
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