これはレア素材である"火竜の天鱗"をもとめて戦うハンターの記録である。したがって火竜の天鱗が出た時点で終わるものである。その後もハンター生活は続くのである。わしは男塾塾c(ry
第1話は
こちら●続・リオレウス亜種との死闘
 リオレウス亜種の脅威は炎と毒の継続ダメージ。どちらかを対策しておかなければ守勢にまわり続ける可能性が高い。チャンスが来たときに薬を飲んだりコロリンコロリンしていたら討伐など夢のまた夢なのだ。
 前回の失敗をふまえて募集文は"レア素材を求めて!"に設定。出発前には集まってくれたハンター達に頭破壊と尻尾切りを言及する。これで準備はととのった。
 狩猟開始。早々にレオレウス亜種から乗りダウンを奪うと、落しものがキラリ。ラッキー♪と思った次の瞬間、新たな問題に直面する。
 どのタイミングで拾えばいいんだ?
 ダウン中に拾うのはまずいし、かといって皆が奮戦しているときにこそこそ拾うのはとてつもない罪悪感。
 (ゆるせ、私には大義があるのだ!!)
 恥をしのんで拾いに行くと、リオレウス亜種が待ってましたとばかりにこちらへ猛突進。最悪なことに拾う前に吹っ飛ばされる。
 は、恥ずかしい(*ノェノ)
 しかし、この行為が私の闘志に火をつけた。辱めを受けた恨みをきっちり晴らさせてもらおう(注:ただの八つ当たりです)。一気呵成のジャンプ攻撃で飛び乗ると、暴れるのも構わずに必殺の16連射でダウンに成功。(このとき仲間のハンターが落としものを拾っている姿が視界に入り、なんともいえない気分になる)
 私の100%中の100%を前に意気消沈したのか、リオレウス亜種は一度もエリア移動することなくその巨体を地面に横たえた。
 精神的にしんどい狩りだったが、その心労を癒してくれるお宝はやはり出なかった。
 これだけ出ないのは理由があるのかもしれない。何かが原因でリオレウス亜種を怒らせたのか。
 腹いせにこやし玉を調合分含めてすべてぶつけたことか?
 それともダウン中に顔の前で肉を焼いたことか?
 いくら考えたところで答えが出るはずもない。私はこれからも真摯に狩りを続けるだけだ(`・ω・´)シャキーン!
 この日は8匹ほど狩って終了。このペースならリオレウス亜種の討伐数が3桁を超えるのも時間の問題。せめて絶滅する前に天鱗を出てくれることを願う。
 色の悪い焼き鳥は、もう食い飽きた。
 次回、『赤いあいつは3倍早い』
 ご期待ください。
                                                               
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